アクアリウムは・・・・
癒されるのは間違いないです。
しかし、面倒くさいし、金もかかる。
事実です。
底床について少しまとめてみたかったのですが、正直まとまりきっていないので、いくつか解った事をお話していきたいと思います。
底床については好きなソイルを選びましょう。というのは前に話しました。
では、水草をやるのにソイルがいいのか調べて見ました。
始めに断っておきますが、相当ディープです。
いつもの感じで読めば訳が判らなくなります。
でも、今日はちょっと小難しいGARCIAをご披露してみようかな。と思います。
ソイルは弱酸性になるのでいい。
なんて話よく聞きますよね。
なんでかな。と思ってしらべてみますと、水草は大きく分けて2種類の二酸化炭素の吸収方法があり、3種類の光合成の方法を持っているそうです。
その光合成の方法で弱酸性水質で無いと光合成が出来ない水草があるので水質が弱酸性でないといけないんだそうです。
まず、二酸化炭素は水に溶けると炭酸水素イオンというものと、遊離炭酸というもので水中に存在するそうな。
で、それぞれ炭酸水素イオンを使って光合成をする水草と、遊離炭酸を使って光合成する水草があるんだそうな。
これ、相当ざっくりなんすが、大丈夫でしょうか?
で、普段陸上にある植物は遊離炭酸を使って光合成をします。
基本水草であれ、陸上植物であれ、最終的に光合成で使用するのは遊離炭酸です。
まず、ここは原理原則で外せない所。
実は日本の平均的な水質は中性から弱アルカリ性。そんな水質では二酸化炭素は遊離炭酸になるより、炭酸水素イオンに変化する割合が多くなります。
PHの割合でで遊離炭酸と炭酸水素イオンに水溶する割合が変わります。
で、水草は新しいシステムを得るべく進化を遂げたわけです。
PHにこだわらずに育つ水草は、炭酸水素イオンを遊離炭酸に変換できる酵素を持つようになります。
その酵素(脱水酵素)を持つ植物は安易に成長してくれるわけです。
では、その酵素を持たない水草は・・・といいますと、
やはり遊離炭酸のみで光合成するしかないわけで・・・
じゃあ、そんな植物あったっけ?といえば、
チャームさんより
・・・トニナとかがそうなんです。
アマゾン川や東南アジアなどに見られるブラックウォーター。落ち葉などから出るフミン酸で茶色くなった水で、こいつ(※)のせいで水質は弱酸性になります。
※フミン酸だけでなく、他のいろんな要素が弱酸性の水質を作ります。
水質が酸性に傾くと先程書いたとおり、水中に遊離炭酸が溶け込みやすい状態になります。
そういう、遊離炭酸が水中に存在する率の高い水質で育っている水草は当然脱水酵素なんか持たなくてもいいわけで、当然PHの高い日本の水質では二酸化炭素を体内に吸収することが出来ず、窒息して枯れてしまいます。
それを枯らさないよう弱酸性水質にし、尚且つ沢山遊離炭酸を発生させるべくソイルを使用する訳です。
ソイルを使わずにやる方法も沢山ありますが、適宜なPHを簡単に構築できる点でソイルは便利なので、初心者はソイルを使うほうが簡単でお勧めしているわけです。
ちなみに炭酸水素イオンを使って光合成を行う植物は・・・マツモさまだったりするわけです。
・・・神と呼ばれるわけだ・・・
ソイルに含まれる窒素・リン・カリウムなどの割合とか、そんな話の前にそこんとこ理解しておかないと、ソイルの有効活用に繋がらないというお話でした。
痛郎のソングスを聴きながら。
後、質問は出来るだけ丁寧にお答えいたします。どんな些細な質問でもわかる範囲でしかありませんが、ちゃんとお答えしていくつもりですので、どしどししてくださいませ。
つまらない質問というのは基本無いと私は考えております。
素朴な疑問、今更聞けない質問あるでしょうし、私もわかんないことがいっぱいあります。
今更聞けない質問なら非表示で書き込んでもらって結構ですよ。
まぁ、皆で考えて行ければいいと思ってます。
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