アクアリウムは・・・・
癒されるのは間違いないです。
しかし、面倒くさいし、金もかかる。
事実です。
ブログ仲間の箱水庭様からの質問にお答えして行こうと思います。
まぁ、素人のいい加減な話なんで話半分に読んでいてください。
トリミングって・・・・・水草好きにはしょっちゅう聞くコトバですが、具体的にどうすればいいのかよくわからないことが多い。
かつての私もこんな感じ(クリックすれば飛びます)
トリミング・・・
実は手入れの手法の一つで、広義的に広まってしまい、水草の手入れをする総称的な意味合いで最近使われているので、混乱してしまうようです。
今回は第2夜。前回の続きに入ります。
トニナのトリミングです。
まぁ、人気のある水草ですね。綺麗だし、私も好きな水草ですね。
弱酸性の軟水を好む典型的なソイル向きの水草です。
この水草は分けつして増えるタイプです。
途中で枝分かれして増えていきます。
差し戻しをするわけですが、私の場合、親株をカットして差し戻し(植えなおし)します。
3つ程理由があります。
一つは、親株側を植えなおすことで、植えなおした水草が最初から大きく、綺麗に育つことが一つ。
二つ目は農家の方ならよくご存知だと思いますが、収量を増やす為です。
植物に限らず生物一般の目的は繁殖して子孫を残すことです。
なので有茎草などの1年草は早く水面に到達して花を咲かせ、結実し子孫を残そうとします。
多くの草体は花を咲かせて結実するとやがて役割を終えたと認識して枯れてしまいます。
なので一番の成長株である親株をいつまでも残しておくと水面到達してしまい、枯れてしまいます。
頂芽をカットすることで草体は『まだ役割(結実)を終えていない』と勘違いして、どんどん目的を果たすべく子株を増やし枝分かれしていきます。
多くの農作物は開花の出始めにつぼみを切りまくり、支枝をたくさん展開させることでより多くの実を採集します。
バジルなどのハーブの場合、葉を増やすことが目的なので、水草と良く似ています。
そして3つ目は2番目の理由から水面到達を遅らせるという事です。
こうして切った親株は葉を切り整えて植えなおします。
こうすることでまた、育て直してゆくと長い間、増やすことが出来ます。
まぁこいつは値段が落ちたとはいえ、結構売れますからね。ヒッヒヒ。
お次はラージパールグラス。
水草には少ない鮮やかな黄緑色が人気で、育てやすくCO2を添加しなくても育つ、人気の水草ですね。
節ごとに水中根を展開するので、見た目がよくないです。
なので中景草と後景草のつなぎ、前景草と中景草のつなぎとして使うとそんなに目立たずに済むのでいいかもしれないです。
一本取り出して、適当に切ります。
根を残して整えます。
後は2~3本まとめて植えなおせば、増えていきます。
注意としては植え始めてから落ち着き、成長し始めるのに時間のかかる水草なので、ポイポイ場所を変えたりしていると、枯れたり、溶けたりすることがあります。
水面に浮かべておいても大丈夫なくらい丈夫な草でもあるのですが、変に繊細な所もある奴です。
しっかり増えてからの差し戻し&トリミングをお勧めします。
次はストロジンSPです。
実はこいつ最近一番好きな前景草だったりします。
「え?こんなデカイ奴、前景で使いにくいじゃない?」と思う方も居ますが、コツさえ掴めば、結構使えます。
こいつを良く見ると・・・
大きく育った葉の間に新しい葉が生えてきます。
また、根からも新株を増やしてくるので、だんだん勢力面積を増やしてきます。
で、こいつの場合基本トリミングカットします。
頂芽をカットすることで、草体を小さくすることが出来ます。
水草用語で言う『いじめる』という奴です。
グロッソなどでよく使われる手法で、こまめにトリミングすることで葉を小さく育てるという手法です。
ストロジンも同じような手順で葉を小さく育てることが出来ます。
CO2添加をしっかりしないと、最初の写真のように、間伸びしてしまいますので、要注意です。
(この草はCO2無添加水槽で前景と中景のつなぎで使っていたものです。
小さく育てると・・・・
こんな感じになります。
こまめに頂芽をトリミングしてやると、背も高くならなくなります。
写真のようにするにはCO2添加は必須です。
後、増やす場合は切った頂芽を差し戻しすれば、やがて根付いて、増えていきます。
やっぱ長い・・・・予告までかけないぜ。
また、続きます。
グレイトフル・デッドのアメリカン・ビューティーを聴きながら。
後、質問は出来るだけ丁寧にお答えいたします。どんな些細な質問でもわかる範囲でしかありませんが、ちゃんとお答えしていくつもりですので、どしどししてくださいませ。
つまらない質問というのは基本無いと私は考えております。
素朴な疑問、今更聞けない質問あるでしょうし、私もわかんないことがいっぱいあります。
今更聞けない質問なら非表示で書き込んでもらって結構ですよ。
まぁ、皆で考えて行ければいいと思ってます。
ブログやHPやってない方も遠慮せずコメント入れてみてください。
少しでもこのアクアリウムという趣味を楽しんでくれる方が増えればいいだけですのでよろしくです。
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